こんにちは!うさぎです。
クレイジージャーニーや情熱大陸にも出演されている洞窟探検家の吉田勝次さんが「植村直己冒険賞」を受賞されました!
一般に、探検には莫大な費用がかかります。
探検家や冒険家と言われる人達はどうやって活動費を得ているのでしょうか?
探検家の多くが別の本業を持っています。
自営業であったり、研究職であったりすることが多いようです。
中には、肉体労働をしてお金が貯まったら探検に出るという生活をしている人も多いです。
名前が知られてくると、遠征にスポンサーがつく場合があります。
スポンサーは遠征費の一部だけを補助したり、用具などモノで支援することが多いです。
また、メディアへの出演や講演、執筆などで収入を得ることができます。
経験を話すことで報酬を得て、また探検に出かけるのです。
皆さん最初は一銭も儲からないのに、大金をかけて自腹で探検に行くわけです。
探検に取りつかれた人達は、行きたくて行きたくて仕方ないのでしょう。
洞窟を攻めるため、世界中を巡っている吉田さん、
調べてみると、探検以外にも色々な才能を持っておられるようです。
吉田勝次さんの意外な収入源をみていきましょう!
吉田勝次の年収はいくら?
吉田勝次さんは、自ら探検に出る傍らで、会社経営、一般社団法人の理事、写真集の刊行、YouTubeチャンネルなど複数の事業を行っているビジネスマンでもあります。
多くの探検家がそうであるように、探検の素晴らしさも広めたいという気持ちで、ご自身の経験・ノウハウ、私財も惜しみなくつぎ込んでいるのがわかります。
公表はされていませんが、ご自身の年収としては、多くの中小企業の社長の年収が1000万円前後であるため、吉田勝次さんの年収も同じぐらいではないでしょうか。
会社は2社ありますが、元々同じ会社であったことから、1社からしか貰っていない可能性が高いです。
会社からの報酬以外は、個人の収入ではなく、会社・団体の売上にして、自身の洞窟活動費用にしていると思います。
それでは、吉田勝次さんの収入源を詳しく調べてみましたので、一緒にみていきましょう!
吉田勝次の収入源5つ!
仕事その1 建築会社の社長
前述の通り、吉田さんは21歳で
建築会社を立ち上げています。
会社名 有限会社 勝建 (しょうけん)
所在地 愛知県 一宮市
創業 1988年5月
設立 1993年2月
資本金 5,000,000円
事業内容
<外構工事>
各種エクステリア、ブロック・フェンス、
カーポート、駐車場新設・整備
<各種申請工事>
乗り入れ工事、道路工事、水路工事、
埋め立て、橋工事
<土木工事>
公共工事、各種基礎工事、
埋め立てなど造成工事
創業35年を超える会社ですので、堅実な経営をされているのでしょう。
会社のウェブサイトには、社長からのメッセージがあります。
吉田さんのお人柄が垣間見れます。

仕事その2 洞窟ツアー会社の代表
2017年9月、株式会社地球探検社を設立。
元々は、(有)勝建の中の一部署だった
「探検ガイド事業部」が、
「地球探検社」として独立しています。
洞窟関連の仕事が増えたのだと思われます。
なお、今も(有)勝建と同じ所在地です。
業務内容は以下の通りです。
- ナイトロックスの製造、充填
- ケイブダイビングの国内ツアー実施
- 世界の秘境、山岳、地下空間、洞窟の撮影・照明・ガイド、ドローン撮影
- TV番組制作 ガイドサポート・撮影班、演者などのトレーニング
- 装備運搬用バックパック、カメラ運搬用ハードケースのレンタル
- 撮影用照明レンタル
- 探検装備のレンタル
- 企業研修
- 学術的な調査及びサポート・ケイビングツアー及びイベントの開催・企画
- 各種講演
- 特殊周辺機器レンタル(水中ライト、複合ガス検知器など)
洞窟探検の経験と技術をいかしてビジネスにしています。
ツアーも難度が色々とあり、吉田勝次さんと一緒に探検できるツアーもあります!
また、地球探検社は業務の一環として「クレイジーマイン」という移動式洞窟迷路を開発しています。
大人から子どもまで楽しめる洞窟探検を身近で手軽に体験して欲しいと、「移動できる洞窟」を創作したそうです。
2016年から構想が始まって2023年1月から事業を立ち上げ、2024年6月に移動式洞窟迷路クレイジーマインが完成。
足掛け8年の大プロジェクトです!
クレイジーマインは、クラウドファンディングで目標800万円を
掲げていたのですが、残念ながら未到達。
自己資金(会社の経費)をねん出して完成させたものと思います。
洞窟王はあきらめない!

仕事その3 一般社団法人の理事
一般社団法人「日本ケイビング協会」を設立。
職業ケイビングガイドの育成および公認ガイドの認定やガイド試験の実施、認定などを行っています。
洞窟の楽しさを一般に知ってもらうためにガイドの養成や質の向上のために活動されています。
一般社団法人の理事は無報酬のことも多いそうで、ビジネスというより純粋に洞窟探検の啓もうの活動をされているのでしょう。
自分が探検をするだけでなく、早い段階から一般への普及を考えるあたりがただの探検家ではないですね!
仕事その3 洞窟写真家
2025年3月現在、3冊の写真集・書籍を出版しています。
幻想的な洞窟の美しさに心を奪われます。
驚くべきは独学で写真を撮っていることです。
この美しさを伝えたい。
その強い思いがこの美しい写真を撮らせているのかもしれません。
ニッチな分野なので、マニア向けの書籍と言えますので、印税は1冊あたり100万円ほどと推察します。
ただ、3冊目は最近発売された本ですし、植村直己賞受賞やメディアへの出演が増えていますので、もっと売れるかもしれませんね。
仕事その4 YouTuber
吉田勝次 の 地球探検TVというYouTubeチャンネルで、ご自身の探検の様子を配信しています。
登録人数は2.2万人です。(2025年3月現在)
YouTube 週一回の投稿で、平均1.5万回再生ぐらいです。
メンバー制も取り入れていて、メンバーが500人と想定したら、広告収入も合わせて、月に約200万円程度の収益になるのではないでしょうか。
このYouTubeチャンネルが面白いんです!
探検に一緒に行っているような臨場感に溢れて、手に汗にぎります。
観ていると、吉田さんの明るい人柄や奇想天外な思考などがよく伝わってきます。
複数の会社の代表取締役、一般社団法人の理事、探検家で写真家。
そんな肩書から想像できる堅苦しいイメージをいい意味でひっくり返してくれます。
その人柄に魅かれた人たちが周りに集まってくるのであろうと想像できるのです。
仕事その5 アーティスト
そして、なんと歌をリリースしているアーティストでもあるのです。
Amazon Musicで150円で購入できます。
えっと・・・
探検家とかけているんですね。タイトルがダジャレ・・・
これは、YouTubeチャンネルの登録者数が5600人(数字が微妙・・・)を突破した記念企画として、テーマソングを作りたいと。
かつ、自分で歌いたいと。(笑)
友人の作曲家に依頼したそうなんですが、
その友人がプロ中のプロの方でした・・・
音楽プロデューサー 多胡邦夫氏
浜崎あゆみ、hitomi、EveryLittelThing、
柴咲コウ、AKB48など
数多くのアーティストに楽曲を
提供しているすごい人。
よく飲みに行ったりしている間柄で、お互いにないものを持っていて
尊敬しあえる関係とのこと。
テーマソング作成の過程もYouTubeで配信されています。
吉田さんと多胡さんのやり取りがめっちゃ面白いです。
そして、吉田さんの声がいい!
私は最初YouTubeで聞いた時は歌手の人が歌っているんだろうと思ってました。
それぐらい良いお声です。
(ピッチは機械で修正できる時代ですので)
作詞作曲 多胡邦夫、歌 吉田勝次の「探検歌」はワクワク感があり分かりやすく繰り返し聞きたくなる
(そしてサビが頭から離れなくなる)
そんな、なかなかの名曲です。
YouTube配信でいつでも聴けますが、Amazon Musicで収益が上がっているのか気になるところです!
プロフィール
名前 吉田勝次(よしだ かつじ)
生年月日 1966年12月19日
出身 大阪市東住吉区
高校中退後、アルバイトをして生活
1987年 21歳で建設会社を立ち上げる
1988年 世界的アルピニスト故・長谷川恒男氏
より冬山雪上訓練の指導を受ける
1994年 洞窟探検開始
元々、登山が趣味でしたが、
決まったルートを行く登山に段々と魅力を感じなくなり、
洞窟探検を始めたそうです。
まとめ
洞窟に魅せられた探検家である吉田勝次の年収と収入源について考察してみましたが、いかがでしたか?
命がけで数々の前人未踏の洞窟を制覇して、この度、植村直己賞を受賞されました。
吉田さんは、自ら探検に出る傍らで、会社経営、一般社団法人の理事、写真集の刊行、YouTubeなど複数の事業を行っているビジネスマンでもあります。
本来なら到底見ることのできない景色を、吉田勝次さんは私たちに見せてくれます。
次はどこに連れていってくれるのでしょうか。
吉田勝次さんの活動を今後も応援していきたいと思います。
今後も最後までお読みくださりありがとうございました!
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